こんにちは、ゆきです☺︎
今回は、
- 副業を始めたい
- 企業で働くのを辞めて、1人で働きたい
- 独立したい
と考えている人にオススメの本『ひとりビジネスの教科書』を紹介します。
「就職」という正規ルートを歩んできた人生
私は、大学を卒業後、そのまま「就職」といういわゆる人生の正規ルートのようなものを歩んで来ました。
特にやりたい仕事や目標もなく、なんとなく企業に就職し、毎日「働きたくない」「嫌だ」と思いながら出社する、、、
そんな人生を過ごしていたら、ある日突然糸が切れました。
身体が重い・眠れない・突然泣きたくなる…etc
心と体のバランスを崩してしまったんです。
ホワイトな企業に勤めていたにも関わらずです。
毎日「働きたくない」「嫌だ」と思いながら生活するだけで人ってダメになるんだな〜と痛感しました。
私は「自分のやりたいことだけ」をやろうと思い立ちました。
そして出会ったのがこの本です。
好きなときに、好きな場所で、好きな人たちと繋がって、自分を活かしながら社会に貢献する
そんな人生を歩むための教科書に最適な1冊でした。
「ひとりビジネス」の各フェーズ
この本には「ひとりビジネス」には5つのフェーズがあると書かれています。
フェーズ1:迷いの状態
↓
フェーズ2:テーマを決める
↓
フェーズ3:コンテンツ作り
↓
フェーズ4:集客・販売する
↓
フェーズ5:自動化する
フェーズ1:迷いの状態
何をやればいいか分からない・始める自信がない、といった状態の人が当てはまり、7割以上の人がこの状態にいます。
フェーズ2:テーマをきめる
まずは、ビジネスの「方向性」を決めることからスタートします。誰に・何を・どのようにして提供するかがはっきりします。
フェーズ3:コンテンツづくり
自分で決めた「テーマ」に沿って商品を作成します。ここまで進めば準備完了です。
フェーズ4:集客・販売する
インターネットを用いて、「自分メディア」を構築し、商品を発信して集客・販売します。どのようにして売り上げを上げるかを考える段階です。
フェーズ5:自動化する
最終的に、放っておいても儲かる仕組みを作ります。このフェーズにいるのは「ひとりビジネス」をしている人の中でもほんの一握りです。
各章でそれぞれのフェーズについて解説されているので、次のフェーズにステップアップする段階で読み直すと良いと思います。
ビジネスについての詳細を学ぶというよりは、大まかな流れを知るための教科書に近いです。
「ひとりビジネス」のスタートを切るためには
これから「ひとりビジネス」のスタートを切る人は、まず序章と第一章を読むと良いです。
この二つの章を読んで、スタートを切るために大切だと思ったポイントは、
- 同時進行で行動する考え方
- 「AからBへ変わる方程式」を用いてテーマを決める
の二つです。
同時進行で行動する考え方
「ひとりビジネス」では、貯金も、人脈も、知識も、同時進行(シンクロ)で補っていける人が成功すると書かれています。
これは、「○○したら、やろう」と2段階思考で考える人は、いつまで経っても万全な状態にならないため、スタートする前に諦めてしまうからです。
やってみなければ、お金や知識など何が必要なのか具体的なことも分かりません。
まずは、走りながら、足りない部分を補強していく、
同時進行で行動する考え方=「シンクロ思考」
を目指すことが大切と強調されていました。
「AからBへ変わる方程式」を用いてテーマを決める
次にテーマを決める必要があります。
「ひとりビジネス」に限らず、どんなビジネスでも、「誰に(対象)×何を(テーマ)×どのようにして(手段)」ということをまず考えます。
この時、テーマと手段を混同してしまう場合があります。
例えば、「コーチングがしたい」ということを考えている人はテーマを「コーチング」と考えてしまいがちですが、「コーチング」とはあくまで「どのようにして(手段)」にあたる部分であり、「何を(テーマ)」には当てはまりません。
そこで、「AからBへ代わる方程式」を用いて考えるとよいと書かれていました。
この場合のAとは、商品・サービスを利用する前のお客さんの状態。Bとは、商品・サービスを利用した後のお客さんの状態です。
提供する商品・サービスで、お客さんが「どう変わるか?」「どんな問題が解決できるか?」などが具体的にイメージできれば、その「誰かの悩みや問題を解決して、よりよい状態にすること」がテーマとなります。
テーマに悩んでいる場合、
A(商品・サービスを利用する前)
↓
B(商品・サービスを利用した後)
へ変わる方程式を利用するとよいと書かれていました。
この二つの
- 同時進行で行動する考え方
- 「AからBへ変わる方程式」を用いてテーマを決める
のポイントを押さえて、まずは「ひとりビジネス」のスタートを切ることが、成功への近道だと思います。
まとめ | 「ひとりビジネスの教科書」を読んでみた感想
「ひとりビジネス」って言葉だけ聞くと、「難しそう」「才能のある人にしか無理」と思ってしまいがちですが、意外と気軽に始められるんだなと思いました。
まずはスタートを切らないことには何も始まらないし、何も分からない。
私は「行動する前にじっくり考える派」でしたが、この本を読んでから「とりあえず行動してから考える派」になろうと心掛けることにしました。
第二章からはフェーズ3以降について、流れや手法が説明されているので、次のフェーズに移る前に読み直すと考えがまとまるのでは思いました。
ビジネス書って文字数が多くて堅苦しいイメージがありましたが、この本は図解もされていたり、難しいビジネス用語はほとんど使われていないので、とても読みやすかったです。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!